導入事例
◆株式会社メンバーズ
~ベンチャー企業ならではのユニークな採用形態をSONARで柔軟に対応~
1)採用方針・採用手法について教えてください
・我々は、スピーディーに動けるというベンチャー企業ならではの利点をいかして
採用においても常に新しい方法を考えて実践していきたいと考えており、
与えられたことだけをやるのではなく、新しいことに挑戦し続けて
社会に新しい価値を提供し続けたいと考えています。
・採用もエントリーしてくれるのを「待つ」のではなく「攻め」の姿勢で取り組んでいます。
・Web業界は人材不足で採用したい企業も数多く、とりあいの状態で
ディレクター、デザイナー、エンジニア、どの職種も人手が足りない状況の中
Webやスマホの業界はどんどん新しい技術が求められます。
・若い人ならではの吸収力、柔軟な対応力を求めて新卒の大規模採用に乗り出しました。
2)SONAR導入にはどのような背景がありましたか?
・メンバーズは企業と消費者の間に信頼関係を結ぶことにより
その企業を好きな人を増やしていけるようなマーケティングを実現したいと考えています。
・「“MEMBERSHIP“でマーケティングを変え、心豊かな社会を創る」という
ミッションを掲げていて、そのミッションに共感していただける方を求めているからこそ、
採用担当者自ら学校に足を運び自分たちの魅力を積極的に伝えていくという方針で動いています。
・これまで積極的に学生さんに声をかけてきましたが、エントリー数が増えたことによって
大きな問題が生まれました。
・エントリー数が少ないうちはExcelで対応できていましたが、増えるにつれて管理が
困難になってきました。
・1,000件ほどのデータを数式も組み込みながら使っていると
開くだけで3分ほどかかってしまうという状況に……
・いくつかのエージェントにも協力してもらっていましたが、
新しい情報の更新も追いつかないという深刻な事態に陥りました。
3)SONAR導入の決め手は何でしたか?
・「何かシステムを導入しなくては」という危機意識が芽生えたのですが、
いくつかのシステムを検討してみたところ、どれも大企業の採用をベースにしているという
印象がぬぐえませんでした。
・自分たちの採用方針や新しいアイデアに合わせて採用フローを変化させていくことが
多いのですが、そのフローをシステムに組み込むために1~2ヶ月かかると言われてしまうなど
スピード感が合いませんでした。
・柔軟かつスピーディーに対応できると感じたのがSONARでした。
・私たちは2016年新卒採用においては、多様な人材と出会う場を作りたいと考え、
8つの選考ルートを用意し、応募する学生に選択できるようにしていますが、
それもSONARがあったからこそ実現できたことだと思っています。
4)SONARを導入してどのような効果がありましたか?
・一番大きいと感じていることは、面接日程を調整する時間が圧倒的に削減できたことです。
・SONAR導入前までは、面接日程調整を全て学生やエージェントと一人ずつ
メールでやり取りをしていましたが、今は、マイページから学生自身に
予約してもらう方法に切り替えて面接日程調整の手間が相当削減できました。
・一部のエージェントにはSONARの権限を開示して直接情報を見てもらっており
選考の結果や当社面接官の評価などの情報共有も円滑に行えております。
・選考に関わる課題やエントリーシート等を学生にマイページから
データで提出してもらったり、面接官にも担当する学生の情報をSONAR上で閲覧し
面接評価を入力したりできるアドオン機能(※提出書類管理/面接評価入力)を
活用して情報共有と業務効率を実現しています。
・最終面接を担当する社長にもSONARを使ってもらっています。
・SONARの導入で様々な情報や作業をシステム化できた事によって
採用メンバーが浮いた時間を新たな施策を企画することや
これまで訪問できていなかった学校や地方に足を運ぶ事など
新たなチャレンジに時間を使うことができるようになりました。
・これまでは、メンバーズがどういう人材を求めているか
求人情報を見ただけでは分りませんでしたが、SONARを使い「8つの選考ルート」を
学生に提示することでおおよその情報を伝えることができ、同時に、
様々な個性を持った人たちに声をかけられると考えました。
例えば、今の日本は経団連が定めた「4月1日入社」を基本として
就職活動を行っていますが、メンバーズとしてはそこにこだわる必要はなく、
その人が海外へ短期留学に行き、帰ってきた6月に就職するといった希望も
受け入れることができます。
・「面接は苦手」というタイプの人には、「面接」以外の採用方法も取れます。
同様に、「共創マーケティングに興味がない」「デザイナー志望ではない」などの
情報を面接に入る前に把握できれば、いざ面接する段階になっても
ムダな質問をすることなく、その人が話したい内容をはじめから聞くことができます。
5)今後、どのような活用の展開をお考えですか?
・メンバーズがクライアント企業と共に、企業が消費者に一方的にPRすることではなく
企業と消費者をダイレクトに結びつけるオウンドメディアマーケティングを
注力しているのと同様に、メンバーズの採用活動も一方的に
私たちが学生を選ぶのではなく、メンバーズと学生が共に双方の可能性を
理解し合えるような、そんな場を創っていきたいと考えています。
・2016年採用においては、「8つの選考ルート」を設けることによって
学生に対してはメンバーズがどんな人材を求めているのかを
ある程度提示できたと思っています。
・メンバーズとしても応募した学生がどの選考ルートを選択したかによって
学生の趣向が事前にわかる分、面接時の会話の内容がより深くなり
これまでの選考方法ではキャッチできていない学生もいる事が実感できており
実施してよかったと思っています。
・今後もメンバーズでは、新しい考えや観点を用いた採用手法を企画し
多様なフローやオペレーションを実行していきたいと考えています。
・SONARは、こちらのアイデアに対して、すぐに対応できる柔軟なシステム
私たちにとっては、そのフレキシブルさが一番の魅力で
今やメンバーズの採用にとって必要不可欠な存在です。