実践マネジメント心理学

第60回:これから活躍する上司の条件:「上司4.0」 、3つの「シゴト」を統合する。

「仕事」と「私事」と「志事」、3つの「シゴト」を統合する。

この「リーダーシップ4.0」、「上司4.0」を考える上で、私は、次の3つの「シゴト」を明確化し統合することが非常に重要であると考えています。

「仕事」…… 当たり前ですが、自分として「何としてもやり遂げたく(WILL)」「得意であり(CAN)」「周囲から求められる、喜ばれる(SHOULD BE)」ものであるかどうか、ぜひとも再確認を。どのような世代、職種、職位であったとしても、常にこの3つを極力満たした働きをするよう尽くすべきです。それがやはり、あなたのパフォーマンスを最も高いものとし、また将来に向けての成長も叶えてくれるものだからです。

「私事」…… ワタクシゴト〜プライベートも当然欠かせません。私はワークライフバランスという言葉は嫌いで否定派ですが、「公」と「私」はバランスを取るようなものではなく、どちらもが欠かせないものであり、100%・100%であるべきものです。豊かなプライベート、充実したプライベートがあるからこそ、仕事での活力にもなり、またプライベートでの情報や経験がビジネスのヒント、アイデアになります。また、ミドル、シニア世代になってきますと、会社の人間関係、家族親類縁者との人間関係以外に、利害関係抜きの「第3の人間関係」での豊かな人脈を持っているかどうかが、後半人生の公私ともに、ハッピー度合いをかなり左右します。もし家と会社の付き合いしかないなと思う場合は、早めにどこか「人脈のサードプレイス」を持たれることをお勧めします。

「志事」…… 上司としての道を歩まれていらっしゃる皆さんには、3つ目の「シゴト」〜ココロザシをぜひとも抱いていただきたいと願います。
大義ある者が、自分を奮い立たせ、周囲も巻き込み動かし、ことを成し遂げるのは、古今東西の業績・実績を残された成功経営者やリーダーたちが教えてくれることですから。

「仕事」と「私事」と「志事」、この3つの「シゴト」を統合し、進む人が、「上司4.0」としてこれから活躍するリーダーです。

長らくこの連載をお読みくださった上司の皆さんも、「上司4.0」としてこれからの組織、事業、企業を牽引頂き、ぜひとも豊かで強い日本をこの21世紀に、必ず永続させていこうではありませんか!僕も更に切磋琢磨、奮闘してまいります。
またどこかでお会いできますこと、何かご一緒できますことを楽しみにしております!

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