実践マネジメント心理学

第49回:100年時代のキャリア戦略(後編 その2)

「長く働ける人」の働き方

若い年代で社長になるのも考えものです。40代でサラリーマン社長になってしまうと、任期5年で退任しても、まだ50歳前後なので、仕事人生があと20年も残っていることになります。

あなたが忠実な参謀を務められるならば、参謀として息長く働くのも悪くありません。生涯現役の職業を選ぶなら、40代〜50代半ばまでに踏み出しましょう。

コンサルタント、教育者、研究者、著述業、その他各種の個人事業主……、これらの仕事を“いずれ”やりたい、という人にもよくお会いします。

「では、やってみてはいかがですか?」と言うと、「まだ早いので、60過ぎまで取っておきます」と言われます。

こういう考えの人が、60歳を過ぎて独立やセカンドキャリアに成功することは、まずないと断言できます。ある意味、これらの仕事で活躍している人々をなめています。あたかも、これらの仕事は、余生で楽しみながらやれる仕事だと言わんばかりです。

専門家というのは、サラリーマンに比べて10倍、100倍、その専門性を極め尽くす必要があります。こうした仕事で成功されている人々は、ビジネスパーソン時代からご自身の専門分野に目覚め、のめり込み、それが高じて独立や転身されています。決して「余生にとっておいた」というような甘い取り組みではありません。

しかも、生涯現役でやれる仕事ですが、そのための蓄積は30代、40代に完了しているからこそ、生涯現役でやれるのです。

本気で、コンサルタント、教育者・研究者、著述業、その他各種の個人事業主を目指したいなら、「今すぐ」転身しましょう。それをやる気概がないのなら、あきらめて企業人で生きていくべきです。


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