企業のグローバル化にともない、社内広報の世界も大きく変わってきています。一昔前ブームになったグループ報の海外バージョンの出現です。そのためには、どのようなところに注意したらいいのか。グローバル社内広報について、2回に分けて掲載します。
企業のグローバル化の流れに伴い、グローバル社内広報の必要性がここにきて急速に高まっています。 グローバル社内広報と言った場合、往々にして、海外にいる現地従業員のことだけを考えますが、海外進出していなくても、日本語が読めない外国人従業員が日本国内で働くケースは珍しくありません。
グローバル社内広報と言ったときに、海外にいる現地従業員に向けて外国語の社内報を発行しようと、短絡的に考えるのではなく、自社にはどのパターンの従業員が存在するのかをまずは確認しましょう。というのも、情報が届かないところから、組織は弱くなりますし、情報が届かない従業員は疎外感を感じてしまうからです。