適性検査を行う前に!確認したい注意点6つとは?

適性検査を行う前に!確認したい注意点6つとは?

どの企業も優秀な人材を採用したいと考えているはずです。ところが、ただ優秀な人材を集めたところで、入社後スムーズに自社の環境にあうかどうかは別の問題になります。対象人物の能力・性格を把握しておく必要があるのです。
適性検査とは、主に能力適性と性格適性の診断を採用の段階で判断し、入社後の人事データとして保管する重要なものになります。では、適性検査時にはどのような注意点があるのでしょうか?今回は6つの注意点をご紹介します。

icon適性検査時の注意点

多くの企業が、適性検査を提供していますが、「上手く活用できなかった…」というケースはありませんか?そんな失敗をなくすために、実施しようとしている検査内容を、以下の6つの観点から確認していきましょう。

icon①測定したい項目を正確に測定できているのか

適性検査で測定できる項目は、大分類とその中の小分類に分けられます。質問項目が多くなると、本来測定したかったところとは異なる分類分けの質問となってしまっていることがあります。

例えば、性格適性検査で情緒面(大部類)の気分性(小分類)を測定したいのに、行動面(大分類)の持続性(小分類)とを測定する質問になってしまうと、適性検査自体をやり直さなければならない場合もあります。

まずは測定したい項目が測れる検査内容になっているか、確認しましょう。

icon②質問項目が適当な量か

質問項目が少なすぎると、データが少量になるため結果に対する信頼度が低くなります。しかし、逆に質問項目が多すぎると被験者が疲弊してしまいます。

一般的には、20分程度に収まる適性検査が多いとされていますが、実際のところ7分程度で集中力が切れると言われています。集中力が切れた状態では適当な回答になりやすく、それこそ信頼できる結果とは言えません。適切な量かつ結果把握できる検査になっているか確認しましょう。

icon③事前におこなったサンプリング数・量が適切か

サンプリング量は一般的には1000人以上が望ましいとされています。しかし、10000人と1000人では、結果に差がでるケースがあります。多いほうが信頼できるからと、10000人のサンプリングを行った適性検査のほうがいいかというとそうではありません。

というのも母集団が多ければ多いほど、母集団と似た傾向を示すことになり、母集団が少なければ少ないほど、個人の持つ特有の特徴に目が届きやすくなるからです。

もちろん、サンプルリングの量が少なすぎると、測定したい尺度の正確性が落ちるので、最低限のラインを引くことをおすすめします。

icon④同じ時期に同じ検査を実施しても同様の結果が得られるのか

2回3回と実施して同じ結果がでるのか、尺度の信頼性を図る必要があります。企業によっては、入社後・配属後に同じような適性検査を行い、昇進や結婚など環境の変化に伴い、仕事に対する価値観・自分のキャリアに対して考え方は変化していくのかを把握していくのも重要です。

その際、「採用前に行った検査」と、「後ほど行った検査」の変化を活用するために、同じ時期に同様の結果が得られるのかは重要な要素になってくるのです。

icon⑤評価の結果がわかりやすいか

適性検査の評価の結果を、人事の担当者が見極めるには、それなりの眼をもっていなければいけません。数多くの被験者を見極めるために、専門書・検査の解説書・マニュアルを読み、評価を正しく理解する必要があります。

もし、適性検査の評価結果がわかりにくい場合、どうなってしまうでしょうか?正確に評価することが難しくなり、結局貴重な人材を活かしきれなかった…という事態が起きてもおかしくはありません。

実際に適性検査の評価結果を活用する人が理解できる結果の出し方になっているか、事前に確認しておきましょう。

icon⑥検査方法は適切なものか

主な方法は、2択質問法、投影法、単純作業法があります。

2択質問法とは、「Yes」「No」などの2択の選択にしたシンプルな検査になります。管理者側は整理しやすいのですが、2択ということもあり回答者の取り組み姿勢が結果に大きく左右されてしまいます。

投影法とは、あいまいな質問をぶつけることで、被験者の偽りのない性格を汲み取りやすくなります。ただし、検査を実施するには専門的な知識が増えるため、提供されたシステムだけで活用するのは難しいかもしれません。

単純作業法とは、ひたすら同じ作業を繰り返し被験者の特性を把握します。実施が容易なため、集団で検査することに向いています。ただし、特定の精神機能や性格傾向のデータしか収集されないとういデメリットも存在します。

これ以外にも、知能を測るテストや学力テストなど、適性検査の種類は多岐に渡っています。自社の状況も踏まえて、選択しましょう。

iconまとめ 多彩な適性検査

適性検査の際の注意点についてご理解していただけたでしょうか。具体的に6つの注意点をあげましたが、適性検査には大きくわけて【信頼性】【妥当性】【標準性】の3つの要素に分けることができます。多様な適性検査について、適性検査を提供するサービス会社との相談でそれぞれの検査の注意点を知っておくと、より自社にあった提案をしていただけるかもしれません。

導入の事前準備として、検査時の注意点を把握しておいてください。

  • ようこそゲストさん
  • 無料会員登録をすると、多くの便利な機能がご利用いただけます。
  • ログイン
  • 新規会員登録
PAGE TOP