社員研修を成功させる3つのポイント

ポイント3目的と受講者を具体的に想定したプログラムづくり

社員研修は研修プログラムが成否を左右するといっても過言ではありません。
研修会社に研修を委託する場合でも、研修会社任せにせず、プログラムの内容をしっかりとチェックしておくことが大切です。
研修を考える際にはどんな点に注意しなければならないのでしょうか。

目的とテーマを明確にする

まず第一に、研修内容や研修の目的・テーマを明確にしなければなりません。
ひとつの研修に数多くの目的やテーマを設定すると、研修内容がぼんやりしてしまいがちです。目的やテーマを絞り込むことによって研修プログラムもわかりやすく、すっきりしたものになります。

次に、受講対象者や研修時期・期間、研修カリキュラムをどうするかということを考えていきます。更に集合研修では1日の研修時間等を決め、休憩時間を含めて1日のタイムスケジュールを細かく決めていくことになります。

研修内容は、自社の経営ビジョンに基づいて行っていく必要があります。
研修プログラムを考えていく中で、自社の経営ビジョンや人材育成の方針、組織づくり計画などを確認しくはずなので、教育研修もそれらの方針や計画に則したものにすることが重要となるのです。

研修の実施形態としては、集合研修と個人研修に分けることができます。
個人研修では、通信教育、eラーニング、課題に対するレポート提出などがあります。知識を身につける個人研修は、受講者の可能な時間に行うことができ、個人ごとの進捗状況の把握や管理ができるというメリットがあります。

目的とテーマを明確にする

集合研修では、最近、研修ゲームという方法も多く取り入れられるようになってきました。これは、堅苦しい学校形式の研修とは異なり、ゲーム感覚で楽しみながら知識等を身につけられる仕組みとなっています。

さらに、実際の体験を通して多くの感動を得て、それを新たな気づきにつなげるような体感型研修というものもあります。体感型研修の効果としては、知識習得という頭ばかりを使った研修では味わえないような五感を通して生まれる感動により、自然とその後の行動が変わってくるという素晴らしい効果も期待できるようです。

具体的な受講者を想定する

具体的な受講者を想定する

社員研修プログラムを作成するにあたり、どのレベル社員に、どんな内容の研修を、どのような形で実施することで、どのような効果が得られるかを考えた上で検討していく必要があります。

例えば、研修対象が新入社員である場合、社会人としてのビジネスマナーや、会社の利益という観点からコストマネジメントを学べるような内容にしていくことが有効的といえます。管理職向けの研修においては、経営者を支え組織を管理する立場で、部下の育成は勿論ですが、重要な問題やリスクを発見し、業務改善を打ち出す能力を身につけられる内容を盛り込むことも有効的です。

また、実務における必要性や実際起きている問題を対処するための研修を検討することもあります。グローバルな人材育成のための語学研修や、会社内で自動車事故が多発している場合の安全運転研修や、セクハラやパワハラといった問題は生じているような場合のハラスメント研修などです。

研修プログラム作成において、重要なのは研修後の成果を想定することです。
社員自らが研修に参加し、気づきを得て、その後の仕事に活かせる研修や、一人ひとりのモチベーションを上げ、その後の仕事にプラスに働く研修であるよう、成果の期待できる研修プログラムという視点で考えていきたいものです。

執筆:「日本ES開発協会 社会保険労務士 山崎 智美
http://www.jinji-es.com/


【バックナンバー】
ポイント1:参加者が自ら進んで受けたいと思わせる
ポイント2:自社の理念や方向性にマッチした研修会社を選ぶ
ポイント3:目的と受講者を具体的に想定したプログラムづくり

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