社員研修を成功させる3つのポイント

ポイント2参加者が自ら進んで受けたいと思わせる

参加者が自ら進んで受けたいと思わせる

皆さんの会社では、最近どのような教育研修に力を入れていますか?
企業の成長のためにも、人材の育成=社員の教育研修は欠かせないものです。
社員研修を成功させるためのポイントを紹介していきます。

なぜ企業にとって研修は必要なのか?

まず、研修の重要性について考えてみましょう。

企業は未来永劫存続し、繁栄していけるという保証は全くありません。今の世の中では企業はどんどん淘汰されていきます。

生き残っていく企業というのは、社員一人ひとりがやる気と誇りをもって働き、組織の成長と共に自社の仕事を通じて人としても成長していける、そのようなESの高い状態をどれだけ創り出しているかではないかと考えます。

松下幸之助氏は『事業は人なり』という本で、いかに人を育てるかということと、事業承継について説いています。人の成長が企業の成長に繋がる、ということです。

現代は、物を仕入れて売るというような、形ある商品をお客様に販売するというのではなく、無形のサービスを提供するという業種が増えています。無形のサービスにおいては、研修や勉強のような仕入というものが非常に大切になってきます。きちんと仕入をしていくことで、しっかり売上が上がり、今後も必要とされる企業でいられるのではないでしょうか。

なぜ企業にとって研修は必要なのか?

参加者の主体性が研修の効果を高める

企業で働いていると、内定研修から始まり、入社後も新入社員研修やキャリアデザイン研修、リーダーシップ研修など、多くの研修を受ける機会があります。

大抵の場合、複数又は多数の人を対象に行う形式のものが多く、短期間にかつ一定レベルの内容を一斉に伝えることができるとても効率のよい仕組みだと言えます。研修の内容によっては、参加者同士のコミュニケーションが図れるものもあり、研修に参加すること自体が“つながり”を豊かにするというプラスの効果もあります。

さて、研修に参加する人はどんな気持ちで来ているのでしょうか。
例えば、次のような3人がいるとします。

参加者の主体性が研修の効果を高める

同じ研修であっても、参加者側の事情や心情により、取り組む姿勢は大きく変わってきます。
少し視点を変えてみてみましょう。美術館に来ている人たちの様子を観察してみてください。来館者はみんな素晴らしい作品一点一点を眺めながら感動を味わっています。ほとんどの来館者は、自らの意思を持って、入館料を支払い、美術館に来ます。

ゆえに、「多くのことを吸収したい」、「感動をたくさん持って帰りたい」と、熱心に鑑賞するのです。
映画館はどうでしょう。やはり映画館も自分の鑑賞したい映画を観るために、わざわざ映画館に足を運びます。いまならば、ほとんどの映画はDVD化されます。レンタルショップに行けば、映画館に行かなくても作品を楽しむことができます。DVDが出るのを待って、借りる人よりも、わざわざ映画館に足を運ぶ人のほうが、作品に対する意欲も高く、感動や印象も強いのではないでしょうか。

研修においても、「主体性」を持って参加しているかどうかが、研修効果を高めることになります。つまり、AさんよりもBさんやCさんのほうが研修効果が高いのです。

では、Aさんの研修効果を高めるにはどうすればよいのでしょか?

参加者の主体性が研修の効果を高める

Aさん自身が、その研修に対して積極的に参加する意欲を持たせることです。
この例のように資格取得で手当支給といったものでなくてもかまいません。研修の概要に魅力的なキャッチコピーをつけて、参加者自身が意欲を持つような誘導をするのも効果的でしょう。
また、参加者の経歴や趣味嗜好と、研修の性質がマッチしていれば、積極的に研修を受けようという気持ちも湧きやすくなります。
参加するまでの経緯はどうであれ、積極的に研修を受けようと思う意識が大切なのです。
良い研修を経験することで社員に多くの気づきをもたらし、意識や行動を変革させることでいかに組織の成長に結びつけるか、ということを期待したいものです。

執筆:日本ES開発協会 社会保険労務士 山崎 智美
http://www.jinji-es.com/


【バックナンバー】
ポイント1:参加者が自ら進んで受けたいと思わせる
ポイント2:自社の理念や方向性にマッチした研修会社を選ぶ
ポイント3:目的と受講者を具体的に想定したプログラムづくり

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