実践マネジメント心理学

第39回:採用難時代に「間違えない採用法」②:「いまの職場に不満はありませんが、もっと良い話があれば」が評価を落す理由

【実践マネジメント心理学】第39回:採用難時代に「間違えない採用法」②:「いまの職場に不満はありませんが、もっと良い話があれば」が評価を落す理由(井上 和幸)

こんにちは、株式会社 経営者JPの井上和幸です。
このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。
第38回から数回にわたり、この採用難時代にあって「間違えない採用法」についてご紹介しておりますが、さて、今回は------。

「いまの職場に不満はありませんが、もっと良い話があれば」が評価を落す理由

「いまの職場に不満はありませんが、もっと良い話があれば……」

こんな話をあなたが面接で、あるいは何か個別の場でされたら、さて、どうされますか?あるいは、どう思われますか?

個人の立場のあなたは、こんな風に思うかもしれません。

「おお、キャリアに積極的な人だな」「俺ももう少し真剣にいまのことを考えないと…」

さあ、どうでしょう?
冷静に、雇用側、経営側の視点から見てみましょう。

そうすれば、これも、前回・第38回の「スカウトされています」と同じく、「だったら、いまの会社でしっかり頑張れよ」と言う話であることに気づかれることと思います。

こうしたことがかっこよさげに語られる風潮は、特にMBAホルダーや外資系人材に多く見られますが、どうかなぁという話ですね。

社長や事業部長、人事責任者の立場で、いまの職務を全うされている人は、こう思います。

「うちに入社したとしても、こうやっていつもエージェントに「何か案件ないですか」とやるんだろうな。(とんでもない奴だな…。)」

ヘッドハンターにも不遜な輩が存在しているのも、悲しい事実ではあるのでしょう。
某ヘッドハンターは、ご紹介した企業での集まりの場で、臆面もなく、紹介入社してまだ間もない人に対して「そろそろ次、どう?」などと案件スカウトを掛けていると聞きました。ありえない話です。

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