実践マネジメント心理学

第36回:「傘立ての法則」を見て、コミュニケーションの仕組みを変えていく。

【実践マネジメント心理学】第36回:「傘立ての法則」を見て、コミュニケーションの仕組みを変えていく。(井上 和幸)

こんにちは、株式会社 経営者JPの井上和幸です。
このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。
第36回は、社内コミュニケーションの臨界点「傘立ての法則」について触れてみます。

フロアのゴミが落ちていても気にならなくなる範囲は。

上司の皆さんは、オフィスの周囲を見回して、どれくらいまでが「自分の視界意識範囲」でしょうか?
企業規模、組織形態などでも、その意識は大分異なるものですが、さて、あなたの場合は?

この「オフィスにおける、自分の視界意識範囲」について「どこまでが」を確認するのに分かりやすいチェックポイントは、「書類やごみなどが気になる範囲」です。

課や部を持つ上司の方なら、「自分の管轄下のデスク島」がその意識範囲に入ることが多いですね。
しかし膨大な人数を抱えていらっしゃる部長、事業部長の方となると、なかなか全体を意識下に置くということにはなりにくく、面白いもので、部や事業部全体を見ている方でも、視界意識範囲としては、その中の自分が座っている隣接の島(概ねは課単位)がその範囲に入ることが多いです。

もちろん、人によっては数十名、数百名いたとしても全体の事業部・部が「気になってしかたない」人もいれば、自分の机周りだけ、という人もいらっしゃいます。
概ね、創業社長・オーナー社長に至っては、どんなに会社が大きくなっても、オフィスのすみずみまでがその範囲、という意識の方が多いですね。やはり、創業社長・オーナー社長にとっては、会社まるごとが“我が子”ですからね。

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