実践マネジメント心理学

第24回:「おもしろおかしく、最後まで働き続ける」には?

【実践マネジメント心理学】第24回:「おもしろおかしく、最後まで働き続ける」には?(井上 和幸)

こんにちは、株式会社 経営者JPの井上和幸です。
このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。
第24回は、7月14日に90歳で逝去された、堀場製作所創業者であり最高顧問でいらっしゃった堀場雅夫さんを追悼し、堀場さんの名言である「おもしろおかしく、最後まで働き続ける」について考えてみたいと思います。

「おもしろおかしく」が、活力あるベンチャーを創った

先日7月14日に、堀場製作所創業者であり最高顧問でいらっしゃった堀場雅夫さんが90歳で逝去されました。

私は残念ながら直接お会いしたことはありませんでしたが、かねてから、その物の言い方・物の見方についてのファンで、ご著書やメディア記事などはくまなく愛読してきました。最近では「日経トップリーダー」の毎号連載と「日経ビジネス」でのリレーコラム「異説異論」で堀場さんのべらんめえ節を楽しみにしてきました。
堀場さんの闊達な弁舌を聞くと(読むと)、それだけで元気と勇気が湧いてくる、さすがベンチャーの祖ともされる経営者でいらっしゃいました。

堀場さんの名言といえば、何と言っても「おもしろおかしく」です。
私自身の就職活動のとき、すでに堀場製作所を通じてこのスタンスを明らかにされており、とても共鳴し興味を持ったものです。ある意味、リクルート社の仕事のスタンスとまったく同じですね。

こうした言質から社会人をスタートし、ありがたいことに「おもしろおかしく」を地でいく職場でいままで来ましたので、一般的によく言う「仕事は辛いもの」という考え方やスタンスにはまったく同意できないのです。

ただし、勘違いしてはいけないのは「おもしろおかしく」とは楽をすることではありませんし、のうのうと依存した働き方をして「最後まで働き続ける」ことではありません。5月刊の拙書『30代最後の転職を成功させる方法』でも書きましたが、今後私たちは「社会人人生40年(20代→60歳)」から「社会人人生50年(20代→70歳)」へと向かう世を生きています。生涯現役、の働き方については、次回以降でぜひ考えてみたいと思います。

今回は、堀場さんの残された名句を以下にご紹介いたします。こうして並べるだけで、マネジャーである我々にとって多くの学びがあると思います。ぜひ、かみしめてお読みください。

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