実践マネジメント心理学

第22回:若手・中堅とは大きく異なる、幹部転職の職歴書の書き方の真実

【実践マネジメント心理学】第22回:若手・中堅とは大きく異なる、幹部転職の職歴書の書き方の真実(井上 和幸)

こんにちは、株式会社 経営者JPの井上和幸です。
このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。
第22回は、2015年5月26日(火)に発売となりました『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版・刊)の中から、皆さんご自身の「幹部としての転職」の本当・嘘についてご紹介してみます。

「35歳転職限界説」の本当・嘘

定説に「35歳転職限界説」というものがあります。転職をするなら35歳までが限界。この年齢を超えると、企業はどこも応募者を採用してくれない、というものです。
今もこのフレーズを信じて、34歳になって「駆け込み相談」にくる人は少なくありません。果たしてこれは、今も真実なのでしょうか。

答えは、YESでもあり、NOでもあります。
YESの部分は、会社から言われた仕事だけをただこなしている人については、これまでも、これからも、35歳あたりを境に、企業は相手にしてくれなくなるでしょう。

しかし実は、比重はNOのほうに大きく傾いています。企業は今、35歳以降の世代を積極的に採用しています。30代後半から40代前半の世代は、逆に大きなチャンスがあると言えるのです。30代後半〜40代半ばあたりまでのリーダー、中堅マネジャーのニーズは現在沸騰中で、どの企業も優秀な人を採用したいと活発に採用活動をしていますが、うまくいっている企業は多くありません。

また、若手〜中堅世代に比べて募集の数は絞られていきますが、その上の「40代の優秀な部長クラス」「40代後半〜50代の優秀な経営陣クラス」についても、企業は求めていますが、満足できるレベルで採用できている企業は少数です。

このような現実を知れば、幹部としての、あなたの可能性や挑戦項目が見えてくると思います。

『30代最後の転職を成功させる方法』では、幹部層のみなさんが実際に転職活動される際の具体的な方法についても詳しくご紹介しています。
そもそも、幹部クラスの方々が転職活動で選考・面接で相対するのは、人事スタッフではなく、人事部長・事業部長、また社長自身であることが多いのです。人事と事業部長・社長とでは、面接の評価の仕方は異なります。

ここではまず最初の関門となる書類選考に関して、ひとつご紹介しましょう。

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