人事の打ち手

第13回:育成観点で若手社員に長時間の会議を経験させる

【人事の打ち手】第13回:育成観点で若手社員に長時間の会議を経験させる (高城 幸司)

「重要な話をしているのに、我慢して聞いていることができないのか?」

とイライラした経験はありませんか?最近は長時間の会議が苦手な若手社員が増えています。
会議に入ると、最初の30分くらいはまじめにメモなどを取っていますが、そのうち貧乏ゆすりをはじめて、手元もペンで遊んでいたりするような仕草が目立ち始める。取材した会社ではリーダークラスの社員たちが頻繁に「会議に集中するように」と注意していました。ただ、会議に集中出来ていない状況が明らかにみえました。

どうして我慢ができないのか?

注意を受けている若手社員も集中力が落ちていることは自覚しているそうです。
それゆえ、目立たないようにうつむいて憂鬱な顔つきで会議に参加したりしていました。でも、それはお互いにとって、有意義な時間とは言えない状態。では、どうしたらいいのでしょうか?

そもそも、若手社員は会議で発言機会が少ないもの。それゆえ、時間の経つのが長く感じるのかもしれません。ただし、参加している先輩社員にしてみれば、

「自分たちが若かりし頃は、黙って会議に参加するのが当たり前」

と言いたいかもしれません。でも、そんな一方的なマネジメントスタイルに固執していたら損するのは先輩社員。会議で伝えた内容は何も伝わらないで終わるでしょう。憂鬱そうな若手社員をもっと前向きに参加させる工夫を考える必要があるのです。

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