実践マネジメント心理学

第18回:採用コミュニケーション:「誰にとって」、良い会社か。

【実践マネジメント心理学】第18回:採用コミュニケーション:「誰にとって」、良い会社か。(井上 和幸)

こんにちは、株式会社 経営者JPの井上和幸です。
このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。第18回は、採用コミュニケーションの土台についてご紹介してみます。

我が社の働き方は、魅力がない?

「課長、今週、リクルーターとして5人、ゼミの後輩と会って就活相談に乗ったんですけどね」
「どうだった?ことしは同業のA社もB社も、新卒採用数を大幅に増やすらしいな。うちも負けてられないぞ、優秀な後輩をなんとしても当社に連れて来るんだ!」
「それが、どうも当社は学生たちに人気ないんですよね〜。A社は初年度から10日間のバカンス休暇制度があるのをウリにしてますし、B社は残業が一切ないぞと学生を口説いてます。うちは毎日、2時間くらいは残業ありますし、長期休暇制度なんて夢のまた夢ですからねぇ。。」

新・就職協定で、超短期決戦を求められる今年の新卒採用。中堅中小・ベンチャー会社のみならず、大手企業でも苦戦が各処で懸念されています。
採用ニーズはここのところ加熱傾向にあります。必ずしも絶好調とばかりは言えない日本経済の市況感はありつつも、新卒採用・中途採用共に容易には必要な数・質の人材を獲得できない状況となっており、各社、採用活動に力を入れていらっしゃいます。

そんな中で、自社の売りを学生にしっかりと伝え、なんとしても優秀な学生を確保したいと思うのは、人事も、現場リクルーターも一緒ですね。(採用数の目標もありますし!)

しかし、自社の福利厚生や給与水準などは、必ずしも高い、魅力的なものでないことが少なくないと思います。競合他社に比べて、見劣りしているかもしれません。さて、このような場合、一体、どうやって他社と戦えというのでしょうか。

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