「管理」で捉える総務業務
第10回:交通事故対策に関する管理

【「管理」で捉える総務業務】第10回: 交通事故対策に関する管理(豊田 健一)

今回は、交通事故対策について整理してみました。交通事故対策は記録管理が大切です。自社においてどのような事故がいつ発生しやすいのか記録から分析することから、対応が考えられるからです。事故を潜らせず、しっかりと記録できるルール作りが大切です。

事故の記録管理と車両の使用管理で原因を探る

同一企業内で生じる車両事故について、その発生曜日や時間帯、事故原因を詳しく分析していくと、ある傾向が見えてくるものです。目標の締め日に事故が発生する確率が高い場合、昼食後の時間帯によく発生する場合など、その傾向をみつけるべきです。そして、見つける場合には、正確な、同一項目による事故報告書による「記録管理」が必要となります。

保険会社に報告するために必要な書類により、ある程度の項目は把握できます。その積み重ねにより、ある程度傾向が掴めてきたら、その傾向をあぶりだすような質問を報告書に掲載し、さらに細かく分析ができるようにすべきです。

その分析結果から読み取れる、事故が起こりやすい日時や時間、特異な使用方法などをベースとして、車両の「使用管理」を行い、事故の可能性の高い使用実態が見られる場合には、社内の事故例をもとにして、警笛を鳴らしていきます。

一般的な事故例よりも、同一社内における事故例のほうが、はるかに身近に感じられ、そして、社内の事故の傾向と合わせて広報していけば、単純に交通ビデオをみるよりも、交通事故対策を自分のこととして感じ、安全運転に繋がります。

PAGE TOP