実践マネジメント心理学
第5回:成功法則:「経営者力」を決定付ける5つの力!

【実践マネジメント心理学】第5回:成功法則:「経営者力」を決定付ける5つの力!(井上 和幸)

こんにちは、株式会社 経営者JPの井上和幸です。
このコーナーでは、マネジャーの皆様が日々のマネジメントで役立てて頂ける実践的な心理学の理論と活用法、「科学的に上手くやる、人・組織の方法論」、をご紹介してまいります。

第5回は新春にあたって、みなさんがマネジャーとしてのセルフチェックにお役立ていただけるであろう方程式をご紹介いたします。

「経営者力」を決定付ける5つの力

私はこれまで7000名を超える経営者・経営幹部の方々とお会いしてきました。
できる経営者、できない経営者の違いはなんだろうか? 経営者に求められる共通項は、何なのだろうか?
こうした問いを日々考え続けてきました。

結果、浮かび上がってきたものを整理したのが、私の「経営者力」方程式です。
経営者JPの創業の大元ともなっている公式で、これを深堀ることで経営組織のコンサルティングやエグゼクティブサーチ、経営者育成カリキュラムなどを展開してまいりました。

大元の公式はシンプルなものなので、皆さんにもぜひ覚えていただければと思います。

私は、「経営者力」を以下の方程式で捉えています。

経営者力=(「描く力(構想力)」+「決める力(決断力)」+「やり切る力(遂行力)」)×「まとめる力(リーダーシップ力)」×「学び続ける力(学習力・習慣化力)」

「描く力(構想力)」

「描く力」とは構想力のことです。まず、しっかりと自社の事業ビジョンや、個々のサービスの到達点、目指すべき姿を描けるかどうかが問われます。

できる経営者の方々がよく口にするのが、「頭の中でくっきりと絵を描いて、それを社員や社外のステークホルダーに説明する」というフレーズ。これは「見えていないものは、成し遂げ得ない」という信念から出てくるものでしょう。

描く力を鍛えるには、自分の2つ上ぐらいの役割になったつもりで、自分の仕事をとらえ直すこと。課長であれば事業部長クラス、部長であれば役員か経営者、若手であれば部長クラスの目になって、自分の立ち位置や仕事内容を俯瞰してみましょう。

もちろん、どのような立場であれ、究極は「社長の目」に立つことです。できる方は、日々、社長の目から自社の事業や日々の業務を見てみましょう。

部下にもこうした視点はぜひ持たせてあげて欲しいと思います。

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