人材定着のノウハウ

⑤部下が組織内で活き活きと、主体的に動くために、上司が気を付けたいこととは?

【人材定着のノウハウ】⑤部下が主体的に動くために上司が気を付けること(田原 洋樹)

優秀な社員を組織に定着させるために、どのように部下を成長させていくのか?
部下に自信を持たせ、活き活きと働かせるために、上司が気を付けたいポイントとして
5つのステップがあります。前号ではSTEP3『部下が取り組む課題を整理する』について書きました。
今号はSTEP4の『部下の大事にする考え方、価値観を見つける』です。

行動の源となるもの

部下は一体、どのような考え方や価値観を持っているのでしょうか?何らかの意思決定や評価、判断をするうえで、大事にしている考え方や想い、こだわっているもの等、行動の源となるものを上司は把握しておく必要があります。

『〇〇さんは絶対に妥協を許さない、ストイックに仕事をやり抜く人だ』
『□□さんは周囲との協調を第一に考えている。人間関係の構築にこだわりを持つ人だ』
『彼は何と言ってもプライベートを重視している人だ。時間外の過ごし方には人一倍意識が高いはずだ。』

等と、それぞれのタイプ毎にこだわりや、大事にしている考え方を整理しておくと良いでしょう。

価値観やこだわりは、その人の行動を支えています。そこを理解し合えないのは、悲劇と言っても過言ではありません。よく男女間で「価値観の相違」などと別れの原因になりやすいのも周知の通りです。職場においてもこれは当てはまります。
今までの長いプロセスを経て、じっくりと醸成されてきた「想い」や「考え」をお互いに認め合い、尊重したうえで仕事を共にしていくことが必要です。

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