自律と成長のための人事制度作り
第1回:制度検討を進めるにあたって

【自律と成長のための人事制度作り】 第1回:制度検討を進めるにあたって(小笠原 隆夫)

会社などの組織が活動するためには、必ず組織のルールがあります。「人事制度」はこの組織のルールのうち、社員の処遇などの「人」に関わるものです。決めごとの内容に違いはあっても、一定規模の組織であれば、人事制度は確実に必要になってきます。

はじめに

人事制度作りは、ともすれば書籍や他社事例などを参考にすることで、誰でも何となく形にできてしまうため、本来必要とされる専門知識や経験、ノウハウなどが軽視されがちな傾向があります。

そして、そんな「何となく形になった人事制度」を実際に運用してみると、参考にした事例が自社に合わなかったり、予想外の事象が起きたり、社員の反発があったりと、なかなか思い通りに進まないことも多いものです。

本コラムでは、筆者がこれまで企業人事、コンサルタントとして様々な会社の人事制度作りに関わってきた中で、人事制度作りの基本的な知識とともに、書籍などに載らない現場の事例、実務上のエピソードなどを交えて、皆さんの会社での取り組みの参考にしていただこうというものです。

「こんなことが起こるのか」「こんなやり方もあるのか」といった、小さな気づきが提供できればと思っています。

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