人事の打ち手
第1回:第三者の声を評価に活用する360度評価とは?

【人事の打ち手】第1回:第三者の声を評価に活用する360度評価とは?(高城 幸司)

リーダー、管理職と立場が偉くなると周囲から仕事について、指摘を受けることが少なくなりがち。そんな慢心が問題を起こさないように

「それでいいのか?正しい判断が出来ているか」

と客観的な第三者の声で監査することで抑止効果は意外なくらいに効果的。そんな第三者の声を活用する手法で注目度が高まっているのが360度評価。今回は、その活用法について紹介させていただきます。

人事を後回しにしてはいけない

本連載は「人事力」を高めるために会社が取り組むべきテーマを紹介していきます。まず、前提として理解いただきたいのが「人事」が担う役割。最近は人気TVドラマ『半沢直樹(TBS系)』の影響で、

「出来ない奴は出向させられてしまう」

と誰もが知るようになった出向などの異動を促すのも人事。あるいは優秀な人材を採用するのも人事。さらに言えば、給与管理するのも人事。まずは大きく分類して、

人材採用(優秀な社員を確保する)
人材育成(研修等で能力を上げる)
人材配置(部署や配属を決める)
評価処遇(昇給や昇格を決める)

と人事が意味するのは幅広いものがあります。本来であれば、時代の変化に対応して人事の打ち手を行うべき。ところが、日本の企業は人事に関して「後回しに」にする傾向があります。ところが、

「社員こそ、我が社の財産」

と語る企業が多いのも事実。そのギャップに背景は

「人材採用にはコストをかけています」

といった自負があるからかもしれません。

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