一定規模を超えたら...②
就業規則を作成する際の注意点

一定規模を超えたら...② 就業規則を作成する際の注意点(小岩 和男)

前回は就業規則の作成義務がある「事業場」についてお話ししました。皆様の事業場は該当されますか?今回は更に掘り下げ、作成する際の注意点、・記載内容についてのお話しです。

他社の就業規則を真似たり、書籍などに載っているひな形を使用していませんか?

就業規則は事業場の労働条件や職場規律などを定めるものですから、従業員と事業主両者が拘束されます。従ってトラブル回避には事業場の実態を忠実に反映した内容にすることが求められます。

ところが企業現場では、安易に他社の就業規則を真似たり、書籍などに載っているひな形をそっくり写して就業規則を作成している場合も多いようです。これでは自社事業場の実態を反映できていませんね。またそもそも論として、就業規則は法令又はその事業場について適用される労働協約(労働組合との労働条件の取り決め)に違反はできません。これらに違反する就業規則は、その部分については無効となります。

従って、自社の事業場の現況労働条件と法令などとのすり合わせなどが必要であることから、経営者・総務人事担当者にとって法令知識は必須。それを基にその時々の自社事業場の実態を反映させることこそ、労使間のトラブル回避のチェックポイントなのです。

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